『文化人類学』第29期編集委員会(2021年7月4日承認)
1. 原稿の作成とファイルネームのつけ方
2. 構成
3. キーワードと日本語要旨
4. 英語表題、ローマ字氏名、英語キーワード
5. 章立て
6. 本文
①文字および句読点
②数字と年号の表記
③文章を引用する場合
④引用文の中にカギカッコがある場合
⑤その他のカッコ等の使い方
⑥ダッシュ(タイトルおよび文中)
⑦省略記号
7. 文献引用
8. 注
9. 写真・図・表
10. 特殊文字、外字
11. 参照文献
①「参照文献」に掲載すべきもの
②見出し
③文献表記の詳細について
12. 投稿者情報の匿名化
13. 英文要旨(原著論文、萌芽論文、展望論文、特集序論)
14.複製・公開の権利
※本文の赤字部分は関連情報へのリンクです。ブラウザの「戻る」ボタンで本ページに戻ることができます。
投稿原稿は原則として学会ホームページにある所定のテンプレートを用いて作成し、ホームページの「投稿フォーム」から投稿すること。
査読上の便宜のため、原稿ファイルにつける「ファイル名」は次の形式に従うこと。
【作例】
原著論文:A_ 例:「A_希望の消費」「A_シティズンシップ再考」「A_ウガンダ牧畜民」「A_人街インフラ」「A_先輩が使って」
萌芽論文:B_ 例:「B_ニーズ共有接近法」
展望論文:C_ 例:「C_リテラシー」
書評論文:D_ 例:「D_仮想通貨の民族誌」、「D_家族論の新展開」
特集序論:IN_ 例:「IN_現代消費文化」、「IN_東アフリカ」
レビュー:R_ 例:「R_オランダ流」 「R_新版文化人類学」
フォーラム:F_ 例:「F_世界海外華人」、「F_共同研究のあり方」
・原著論文 題名、日本語要旨、キーワード、目次、本文、注、参照文献(英文要旨は13.を参照)
・萌芽論文 題名、キーワード、目次、本文、注、参照文献(日本語要旨は不要、英文要旨は13.を参照)
・展望論文 題名、キーワード、目次、本文、注、参照文献(日本語要旨は不要、英文要旨は13.を参照)
・特集序論 題名、本文、注、参照文献、英文要旨(日本語要旨は不要、英文要旨は13.を参照)
・書評論文 書評論文自体の論題、主として言及する複数の文献名(編・著者名、書名、副題、出版社、刊行年、その他任意で必要な情報)、本文、注、参照文献(日本語要旨、英文要旨とも不要)
・レビュー 「書評」の場合は、編・著者名、書名、副題、版数、出版地、出版社、刊行年、総頁数、定価を明示。「映像・展示評」の場合は、書評のケースを参考に主要な情報を掲載する(細かい情報については注に回す)。
・フォーラム 題名、本文、注、参照文献
※各投稿区分の詳細についてはこちらを参照。 原著論文、萌芽論文、展望論文の場合は5つ程度の日本語のキーワードをテンプレートの所定の位置に記入する。
原著論文の場合のみ、それに加えて400~600字の日本語要旨も作成し、テンプレートの所定の位置に記入する。
書評論文、レビュー、フォーラムの場合はキーワードも日本語要旨も不要。
これらは投稿時には不要。掲載決定後、英文要旨のテンプレートに記入すること(12.を参照)。
章はⅠ、Ⅱ……、節は全角で1、2……とする。なお、数字の後にピリオド等はつけないこと。
詳細はテンプレート見本の指示に従うこと。
本文および注の日本語文は全角文字を原則とし、また句点として「。」、読点として「、」を用いる。日本語以外の語句を挿入する場合は、当該言語の慣習を考慮しつつ、適切な方法を選ぶ。
なお、下記の「執筆細則付則2—「参照文献」における文献表記の方法」にある通り、論文末の「参照文献」では本文とは異なって、日本語文献でも「。」「、」を用いず、英語文献等と同様に半角のコンマ「,」とピリオド「.」を用いる。
文中の数字は、原則として算用数字「1、2、3……」を用いる。その場合、一桁の場合は全角、二桁以上の場合は半角、四桁の数字は、三桁目に半角コンマを入れること(年号を除く)。万以上の数字には、万、億、兆などを用いる。
漢数字「一、二、三……」を用いるのは、「第一歩」「一生」など漢数字を使わないと不自然な場合、「十数人」など概数を表現する場合に限る。
年号は原則として西暦とし、それ以外の暦法を使用する場合は西暦をカッコ内に付記する。
カギカッコの中が文章の場合、最後の句点は取り去る(カッコ内に二つ以上の文がある場合、最後だけ取り去る)。
【例】×「もうダメだ。悪魔にとりつかれている。」という言明は、何を実現しているのだろうか。
○「もうダメだ。悪魔にとりつかれている」という言明は、何を実現しているのだろうか。
引用する文章が長い場合は、地の文との区別を明確にするため独立した段落にするのが望ましい。引用文による段落の左側は全角1文字分を字下げした形とし、段落の冒頭はさらに1文字下げる。また、段落の前後は1行分を空けること。引用を示すカギカッコは不要。なお、字下げはWord文書のインデントマーカーを使う形が望ましい(テンプレート見本の中の説明を参照のこと)。
引用する語句の中にカギカッコが含まれている場合は、被引用語句内のカギカッコをそのままカッコに入れて、「……「……」……」の形にする(論文末の「参照文献」でも同様)。被引用語句が『 』を含む場合は「……『……』……」となる。
付言すれば、被引用語句内のカギカッコを全て二重カギに変換するルールについては、読者に誤解を引き起こしうる(本来「 」だったのか『 』だったのかが不明になる)、三重のカッコに合理的に対応できない等、様々なデメリットがあるため、これを採用しないこととする。
語句を強調する目的では、「 」のほか、〈 〉《 》などのカッコ、また、引用符 “ ” も用いることができる。
他方[ ]は、引用表示の目的で用いられるほか、言い換え等の目的で語句を付加する場合にも用いられる。亀甲カッコ〔 〕は語句を補う目的で用いられることが多い。
一般に、日本語文献の主タイトルと副タイトルを連結する場合は二倍ダッシュ「——」(全角2文字分)を用いる。文中に語句を挿入したりするためにダッシュを使う場合も、同様にして常に二倍ダッシュを用いる。
本文中で省略記号として三点リーダーを使う場合は、常に2文字分(……)使うこと。引用文内で中略する場合は、亀甲カッコを用いて、〔……〕(内部に三点リーダー2つ)とするか、〔中略〕とする。
文献引用表示は、基本的には、[馬淵 1935:9]のような形で、本文中および注の内部で行う。「執筆細則付則1—文中における引用表示の方法」で、スペースを節約しつつ引用表示を行うための一連のルールが具体例とともに示してあるので、必ずそちらを一読し、参考にすること。
なお、文献引用すべきケースは、文章等の直接引用、具体的な記述内容(データ等)の間接引用に限られない。原稿の完成後、振り返ってみて、原稿作成の過程で重要な影響(アイデアや発想のレベルを含め)を与えたのに言及されていない文献がある場合、適切な場所に注をつけるなどしてその文献に必ず言及すること。誠実な研究上の営みとしてこれは不可欠のことである(それを「隠す」ことは著者自身の独自性を過剰に「演出」することである)。
論文末、「参照文献」の前に掲載される。テンプレート見本の指示に従って記入すること。
写真は著作権・肖像権に留意し、許諾が必要な場合は投稿前に取得すること。
投稿原稿における写真・図・表は、キャプション入りの画像ファイルの形で本文に貼り付ける(図のキャプションは図の下に、表のキャプションは表の上につける)。査読過程においては画像ファイルは圧縮された形でやり取りされる。これらの点については、テンプレート見本に詳しい説明があるのでそちらを参照のこと。
写真・図・表のオリジナルファイルは手元に保存しておき、掲載決定後、入稿時に文字原稿とともに印刷用として提出する。
Wordの初期設定で含まれていない特殊文字・外字を使用する場合は、フォントを指定し、当該文字の見本のPDFまたは写真を添付すること。
論文末に置かれる文献リストでは、本文と注の中で、上記7.の[馬淵 1935:9]のような形で引用した文献を漏れなく記載する。
文献は、原則として、五十音順に並べる文献とアルファベット順に並べる文献に分け、この順序で記載していくこと。
文献リストの見出しは必ず「参照文献」とすること(「参考文献」、「引用文献」等は不可)。
「参照文献」における文献表記法の詳細については、必ず「執筆細則付則2—「参照文献」における文献表記の方法」を参照し、原則としてそのルールに従うこと。
『文化人類学』の査読はダブルブラインド方式を採用しているため、投稿者名がわかるような情報は匿名化するか、伏せ字にすること。投稿者自身の著作を引用する場合は、本文や注の文献引用では[著者:2000]、[Author: 2010]などとする。論文末の文献リストでは、著者名を「著者」または「Author」とし、文献タイトルは「XXXX」「YYYY」のように伏せ字にする。
投稿時に英文要旨を作成する必要はないが、原著論文、萌芽論文、展望論文、特集序論については、掲載決定後、英文要旨を提出することが必要になる。迅速な提出が求められるので、事前に念頭に置いておくことが望まれる。
英文要旨は、上記4種類の原稿について、投稿区分にかかわらず、150語程度で作成する。これは『文化人類学』掲載論文の末尾に置かれるとともに、J-Stageの英文要旨欄に掲示されることになる。掲載決定の通知後、編集事務の指示に従って提出すること。
英文要旨作成の際はテンプレートを利用すること。テンプレートでは、論文の英語表題、氏名のローマ字表記、5つの英語キーワードの記入も必要となる。
要旨は原則としてそのまま『文化人類学』に掲載されるので、信頼性のある業者による標準レベルの校閲、または英語を母語とする学術的専門家による校閲を受けること(費用は自己負担となる)。
なお、英文要旨はタイトル・要旨本文ともアメリカ英語のスタイルで作成するのが望ましい。
本誌に掲載されたすべての原稿を複製・公開し、公衆に発信する権利は、編集委員会にあるものとする。