第33回研究大会プログラム
更新:1999年5月17日



第1日 1999年5月29日(土)


A会場
B会場
C会場
D会場
E会場
F会場
講堂大ホール
9:00

10:00


11:00







受付開始(東京都立大学 教養部教室棟1階エンストランス)
昼食 (12:00〜13:00)
13:00



14:00





15:00




16:00
〜17:30


18:30
〜20:30


懇親会 京王プラザホテル多摩(京王相模原線・多摩センター駅下車徒歩3分)



第2日 1999年5月30日(日)


A会場
B会場
C会場
D会場
E会場
F会場
講堂大ホール
8:45
受付開始(東京都立大学 教養部教室棟1階エンストランス)
9:30

10:00



11:00

昼食 (11:30〜12:30)
12:30
〜14:30
総会・澁澤賞表彰式 於:講堂大ホール
14:40
〜17:40




特別講演会


第1日目 5月29日(土) 講堂大ホール
16:15〜17:30

Religious Intellectuals, Anthropology,
and the Emerging Public Sphere.
Prof. Dale F. Eickelman
( Dartmouth College, USA )
*講演言語:英語、通訳なし


学会シンポジウム


第2日目 5月30日(日) 講堂大ホール
14:40〜17:40

社会を越える性?――「婚外性交渉」を問いなおす
代表・司会・総括 棚橋訓(慶應義塾大学)
報告1:婚姻外の性における「子ども」という存在
        ――ケニアの牧畜民チャムスの事例より――
    河合香吏(静岡大学)
報告2:「バダラ」にみる婚外性交渉
        ――パシュトゥーン部族地域における情念と制度――
    松井健(東京大学)
報告3:イタリアの婚外性交渉言説を通してみる性研究の困難
    宇田川妙子(金沢大学)
報告4:ミクロネシアの婚外性交渉、姦通・重婚と制裁
    須藤健一(神戸大学)

コメント 武井秀夫(千葉大学)・栗田博之(東京外国語大学)





第1日 5月29日(土)A会場(教養部教室棟240教室)


10:00A-01 市場商人の生計戦略をめぐって――diskarte概念の検討、フィリピン・パナイ島・
イビサン市場の事例
小林孝広(早稲田大学)
10:15A-02 入植経験がつくりあげる自己・他者イメージ――フィリピン・ミンダナオ島南コタバト
州の開拓民の事例より
鈴木伸隆(筑波大学)
10:30A-03 開発現象にともなう身体の近代化――フィリピン・山地民社会における機織りを
事例として
大西秀之(北海道大学)
10:45分科会A-T:文化と開発? 代表者:内山田康(国際開発高等教育機構)
報告1:ボホールの女性たちがマニラへ出稼ぎに行く美的理由をライフサイクルから考える 内山田康(国際開発高等教育機構)
報告2:「構造調整」とアジア農村――スリランカの「人民の力」計画を中心に足立明(北海道大学)
報告3:フィリッピン共和国ボホール島デュエロ市におけるバランガイ保健婦の役割山本太郎(長崎大学)
報告4:開発と協同組合の可能性:フィリピン共和国・ボホール島における事例から三浦敦(埼玉大学)
報告5: 技術協力の民族誌:理論的展望と方法論的課題――フィリピン、ボホール州のJICA
農業技術協力の事例から
鈴木紀(千葉大学)
昼食 (12:00〜13:00)
13:00分科会A-U :文化を売る/売ることの文化――ポピュラーカルチャーの人類学
 代表者:芹澤知宏(奈良大学)[A-09〜A-14]
報告1:売られる文化の可能性永渕康之(名古屋工業大学)
報告2:モノを売る芸――大ジメについて鵜飼正樹(京都文教大学)
報告3:マンガ・アニメの海外進出白石さや(京都文教大学)
報告4:「音」を聞く?それとも「日本」を聞く?:香港におけるJ-pop小川正志(香港大学)
報告5:Japanese Pornographic Culture in Hong Kong王向華(香港大学)
報告6:「同人誌」に媒介された香港文化芹澤知宏(奈良大学)
14:30A-15観光人類学再考橋本和也(京都文教大学)
14:45A-16 “名所・名物”の誕生と形成プロセス――ニューカレドニアの「もうひとつの観光」での
日本人客の「まなざし」
中村純子(お茶の水女子大学)
15:00A-17 観光土産物と「象徴化された自文化イメージ」――西オーストラリア州のアボリジニ、
ヤマジーの事例から
上橋菜穂子(川村学園女子大学)
15:15A-18 北クイーンズランド・アボリジニの生活アートにおけるネオ・ブリコラージュ――西洋的
具体から神話的抽象を創る
中西直和(京都府立医科大学)
15:30A-19ポリネシアから消えたチャント――文化遺産の消滅過程畑中幸子(中部大学)
15:45A-20KJ法による住民の声の聴き方川喜田二郎(川喜田研究所)




第1日 5月29日(土)B会場(教養部教室棟220教室)

10:00B-01「黥面」から「文面」へ――タイヤル族のイレズミをめぐる歴史人類学山本芳美(日本民族学会)
10:15B-02台湾鸞堂の活動と現状――宣講と善書出版を中心に志賀市子(東京成徳大学)
10:30B-03 漁業領域における関係の生成と維持――台湾南東部港町のカジキ突き棒漁を舞台と
して
西村一之(筑波大学)
10:45分科会 B-T:「貧困の文化」再考 代表者:山本勇次(大阪国際大学) [B-04〜B-08]
報告1:明るい貧困と暗い貧困:「貧困の文化」はユニバーサルか? 山本勇次(大阪国際大学)
報告2:貧困からの脱出装置としての世捨ての制度村瀬智(大谷女子短期大学)
報告3: 都市近郊スラムの実態と外部者が作り出すマイナス・イメージの差の示す意味――カリブ
海ドミニカ国ターリッシュ・ピットの事例
江口信清(立命館大学)
報告4: 貧困者による「貧困の文化」についての言説――ブラジル、リオデジャネイロの貧困者の
場合
北森絵里(天理大学)
報告5: クアラルンプル都市下層に対する「外部者」のまなざしの構図――「貧困の文化」「スクォッ
ター・マインド」というステロタイプの背景
藤巻正己(立命館大学)
昼食 (12:00〜13:00)
13:00分科会B-U :医療的身体の構築
  代表者:松岡秀明(カリフォルニア大学バークレー校)・池田光穂(熊本大学) [B-09〜B-13]
報告1:糖尿病者の治療実践にみられる新たな身体の構築――医療的言説の受容と矮小化浮ヶ谷幸代(千葉大学)
報告2: 現代日本の男性同性愛者にみる性的指向コードの浸透――非病理として身体化される
「同性愛者性」
村上隆則(成城大学)
報告3: イニシエーションとしての解剖実習――肉眼解剖実習における身体をめぐる二重思考の
形成過程」
星野晋(山口大学)
報告4:IDカード無きアイデンティティー――ブラジル冠水湿原の住人にとっての医療の意味松岡秀明 (カリフォルニア大学バークレー校)
報告5:保健=健康の人類学の誕生――援助する人類学者とその社会的使命に関する考察池田光穂(熊本大学)
14:15B-14「ガリフナ上陸200周年記念イベント」冨田晃
14:30B-15エスニック現代美術の文化政治石川麻矢子(野外民族博物館リトルワールド)
14:45B-16農本主義イデオロジーとクボ共同体:ブラジル奥地のある農場におけるバレーの意義足立伸子(イリノイ州立大学)
15:00B-17カリブ海地域英語圏文化の分化/交雑における権力(1)鈴木慎一郎(信州大学)
15:15B-18キューバにおけるドル経済の導入と聖人崇拝(「社会主義と文化」の研究1)大杉高司(京都文教大学)
15:30B-19グアテマラ北西部のシステムと文化――20年のダイナミクス小泉潤二(大阪大学)




第1日 5月29日(土)C会場(教養部教室棟220教室)


10:00C-01ブリヤート共和国にみえる民族文化と学校教育――知識の社会的編成について渡邊日日(東京大学)
10:15C-02ポストソ連社会におけるウズベク民族概念高橋巖根(大阪大学)
10:30分科会C-T :レイスraceという“obsession"の解体を目指して
 代表者:田中真砂子(京都文教大学) [C3-C8]
報告1:「人種主義」批判の展開に向けて小林香代(日本学術振興会)
報告2:レイス枠組」から見た「カナダ移民政策」と「移民」の変遷小林香代(日本学術振興会)
報告3:アメリカ先住民の「レイス」基準とアイデンティティ谷本和子(関西外国語大学)
報告4:レイスの実体化と「援助」という行為山本直美(お茶の水女子大学)
報告5:批判されるレイシズム批判――南アフリカの美術展をめぐって海野るみ(お茶の水女子大学)
報告6:スティグマの標識とされたコトバ――「沖縄人」の扱いをめぐるコトバとレイス田中真砂子(京都文教大学)
昼食 (12:00〜13:00)
13:00分科会 C-U:統治技術から人類学へ 代表者:渡辺公三(立命館大学) [C-09〜C-13]
報告1: 人類学から統治技術へ――十九世紀フランスにおける人類学と同一性の問題渡辺公三(立命館大学)
報告2:臣民の人類学・主体の人類学――仏領西アフリカにおける植民地個体の行方真島一郎(東京外国語大学)
報告3: 人口統計」から「人類学」へ――植民地期インドの人類学の展開における国勢調査の役割
について
三瀬利之(東京大学)
報告4:「統治」と「調査」――後藤新平の台湾統治と人類学的調査毛利嘉孝(九州大学)
報告5: 穂積陳重<から>の不連続性について――明治31(1898)年「民法」「戸籍法」と日本人の
<進化段階>
坂元新之輔(ソウル大学校)
14:15C-14 バングラデシュの地下水汚染による砒素中毒の解決に向けた応用人類学的研究:ジェソール
県シャムタ村における予備調査報告
谷正和(九州芸術工科大学)
14:30C-15ラージャスターンの一農村の農業関係(agrarian relations):農民の戦略と選択の可能性中谷純江(日本学術振興会)
14:45C-16インド在住ポバにおけるナショナリズム門倉圭(筑波大学)
15:00C-17 北インド古典音楽における音楽集団(gharana)の生成と変容――サロード・ガラーナーの系譜
と婚姻形態、知的財産の伝達に関する考察
田森雅一(東京大学)
15:15C-18「民族」の「花畑」?――ネパールにおける多文化主義の過去と現在佐藤斉華(日本学術振興会)
15:30C-19儀礼における規範と行為――ネパール、ビャンスの祭祀における人々の配置をめぐって名和克郎
15:45C-20インドネシア・フローレス島の伝統的帰依者、カトリックになる:動的接合点としての他者性と暴力青木恵理子 (鈴鹿国際大学)




第1日 5月29日(土)D会場(AV棟263教室)


10:00D-01日本における食物禁忌──妊娠・出産・授乳期の食物禁忌刀根卓代(日本民族学会)
10:15D-02景観としての「鳥居」──景観的な存在とは何か?檜山勝彦(東京学芸大学)
10:30D-03日本における「人身御供」祭祀の問題六車由実(大阪大学)
10:45D-04長崎の墓地に見られる「土神」について鈴木一馨(東方研究会)
11:00D-05東北日本のシャマニズムについて──「口寄せ巫女」の「共同祭祀」を事例として平山真(東洋大学)
11:15D-06八幡製鉄所「職工」の生活文化に見る近、現代金子毅(國學院大學)
11:30D-07「正しい神楽」をもとめて──備中神楽の伝承の現場俵木悟(千葉大学)
11:45D-08青森県大間町の天妃信仰窪徳忠(大正大学)
昼食 (12:00〜13:00)
13:00D-09漢語バイリンガル教育とウイグル・アイデンティティ藤山正二郎(福岡県立大学)
13:15D-10シーサンバンナ地域ハニ族の他界観──・海県ゴランホ郷ハニ族村の事例から戴・峰(金城学院大学)
13:30D-11対立と調停──凉山・族の家支とその機能小熊誠(沖縄国際大学)
13:45D-12中国雲南省モソ人(ナシ族)の宗教職能者の諸相と治病儀礼荒屋豊(杏林大学)
14:00D-13・・習俗に於ける茶の受容・変容に関する研究──文化圏の変容松下智(愛知大学)
14:15D-14信仰の創出をめぐる構造──中国西南部ならびにタイ北部の少数民族の事例から谷口裕久(京都文教大学)
14:30D-15 Sexual and Reprpductive Health Care に対する戦後日本の取り組み(その2)──
四国地方B町立「母子健康センター」の事例から
中山まき子(鳴門教育大学)
14:45D-16現代の助産院出産──大阪のある助産院の事例より伊賀みどり(大阪大学)
15:00D-17韓国天主教の落胎児(妊娠中絶児)達──プロ・ライフ・セクトの現住所渕上恭子(國學院大學)
15:15D-18韓国の「男性」における通過儀礼としての兵役──男子大学生の事例を中心に奧間葉子(韓国慶北大学)
15:30D-19基地に住む女たち──在日米軍の調査から田中雅一(京都大学)
15:45D-20植民地主義と日本民族学(6)──総力戦下の西北研究所中生勝美(和光大学)




第1日目 5月29日(土) E会場(教養部教室棟310教室)


10:00E-01北米北西海岸インディアン、沿岸セイリッシュ集団の考古学資料と、初期の民俗誌記述熊崎保(早稲田大学)
10:15E-02ロシア沿海地方ウデへの罠猟に関する民族考古学的調査佐藤宏之(東京大学)
10:30E-03 13世紀におけるクック諸島ラロトンガ島のカーニバリズム──モツタプ島の石蒸焼料理遺構
(umu)より出土した人骨と動物遺存体
岡嶋格(東横学園女子短期大学)
10:45E-04土器の装飾スタイルの変化のプロセス小林正史(北陸学院短期大学)
11:00E-05古典期マヤ都市における手工業生産──ホンジュラス、コバン谷から出土した石器の事例研究青山和夫(茨城大学)
11:15E-06絵本に表現された異文化──大正〜昭和そしてNGO乾淑子(北海道東海大学)
11:30E-07三越児童博覧会と「重ね写真」──近代日本における人類学の「応用」香川雅信(大阪大学)
11:45E-08日本の大衆文化の受容と変容──日本のアニメーションを中心として張竜傑(慶南大学)
昼食(12:00〜13:00)
13:00E-09横浜華僑における芸能伝承形態の変遷とエスニシティ再編王維(中部大学)
13:15E-10日本の「エスニック・マイノリティ」研究への人類学的理論の適用について金明美(九州大学)
13:30E-11創作芸能における身体技法の習得──劇団わらび座の演技者の養成をめぐって侯越(千葉大学)
13:45E-12明治20年代から40年代にかけての犯罪論と貧民救済──監獄雑誌を中心に鈴木陽子(民族学振興会)
14:00E-13ヤブヤキ(焼畑、切替畑)の民俗と論理──おもに西日本の事例から白石昭臣(島根県立国際短期大学)
14:15E-14<隠居>研究と日本的近代家族の再検討増田武夫(創価大学)
14:30E-15現代カムチャツカ先住民社会における伝統生業の意味──トナカイ飼育とサケ漁渡部裕(北海道北方民族博物館)
14:45E-16西シベリア・ツンドラ・ネネツの生業と生活吉田睦(千葉大学)
15:00E-17モンゴル国における牧民社会の変化と連続性──移動集団(ホトアイル)を例として尾崎孝宏(鹿児島大学)
15:15E-18モンゴル国における仏教リヴァイバリズムについて棚瀬慈朗(滋賀県立大学)
15:30E-19トルゴート・モンゴルの婚姻儀礼における女性親族の役割田中華子(お茶の水女子大学)
15:45E-20ブフ(モンゴル相撲)の近代化──ハルハ・ブフを中心として巴宝力道(千葉大学)




第1日目 5月29日(土) F会場(講堂小ホール)


10:00F-01ボルネオ、カヤン系諸民族の民俗移動とそのモティベーション──14〜19世紀を中心に奧島美夏(東京都立大学)
10:15F-02解決されないインセスト──オラン・アスリ社会におけるアダット、イスラーム、国家信田敏宏(東京都立大学)
10:30F-03マレーシアにおける華人のイメージ化された都市空間に関する考察清家久美(九州大学)
10:45F-04ジャワにおける女性と儀礼塩谷もも(東京女子大学)
11:00F-05地域社会における芸人の存在──インドネシア、中部ジャワ地方の大衆演劇クトプラの場合青木武信(千葉大学)
11:15F-06バリのサンギャン・ドゥダリ儀礼岩部俊美(お茶の水女子大学)
11:30F-07ミナンカバウにおける「人」概念のメタファーとしてのアナック・バラム(性の異なる双子)中島成久(法政大学)
11:45F-08ミャンマーにおけるバンテー(雲南系ムスリム)の移住史吉松久美子(大東文化大学)
昼食 (12:00〜13:00)
13:00F-09カナダ先住民の現代の結婚例──北西カナダ先住民、ウェツウエェツン族の例、1997年斎藤和枝(関西外国語大学)
13:15F-10「サタンから身を守る」:カナダの宗教的少数民族フッタライトにみる文化維持の日常的実践田里千代(早稲田大学)
13:30F-11 異文化交流の場としてのスウェット・ロッジ──カナダ西岸サーニッチのスウェット・ロッジに
おけるポリティックス
渥美一弥(一橋大学)
13:45F-12ベトナム南部メコンデルタ地域における“クメール人”のプム(地縁的親族集団)について中西裕二(福岡大学)
14:00F-13 ベトナム南部・メコンデルタ地域における民族の混沌性──“明郷(Min Hu' o' ng)”カテゴリー
に関する一考察
中西桂子(福岡女学院短期大学)
14:15F-14ベトナムのモン(Hmong)族──「白モン」族を中心に 田畑久夫(昭和女子大学)
金丸良子(麗澤大学)
14:30F-15人類学の「世界システム」桑山敬己(創価大学)
14:45F-16ライオンがしゃべる時:本質主義と侵入的記述中川敏(大阪大学)
15:00F-17郷吏の末裔と邑治の文化伝統──韓国南西部南原地域における老契所の事例から本田洋(東京外国語大学)
15:15F-18族譜にみられる親族の理想と現実──韓国慶尚南道の事例から仲川裕里(専修大学)
15:30F-19中国朝鮮族の家族ネットワーク──吉林省延辺朝鮮族自治州龍井市太陽鎮の事例佐々木衛(神戸大学)
15:45F-20 黒龍江省・スンフア村の形成と水田耕作を透して見た朝鮮族の定住──朝鮮族のアイデン
ティティを知るため
金正淑(金城学院大学)




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第2日目 5月30日(日) A会場(教養部教室棟240教室)


9:30A-21 途上国農村における住民参加型生活改善プロジェクトとその質的評価の試み──
パラグアイ共和国サントドミンゴ村の事例より
藤掛洋子(お茶の水女子大学)
9:45A-22開発をめぐる当事者のディスコース──コスタリカ先住民ブリブリの事例から茅根美保(お茶の水女子大学)
10:00A-23イヌイットの青年・中年と社会変化岸上伸啓(国立民族学博物館)
10:15分科会A-V :アラスカ・チムシアンの新たな挑戦
 代表者:岡田淳子(北海道東海大学) [A24〜A28]
報告1:アラスカ・チムシアンと宣教師ダンカン松林義行(日本学術振興会)
報告2:メトラカトラにおける開発と技術革新岡田宏明(北海学園大学)
報告3:観光と芸能・工芸品に関する活動──ネイティブ・ビレッジ・ツアーを中心に斎藤玲子(北海道北方民族博物館)
報告4: 南東アラスカにおける「伝統」の連続性・非連続性・再創造──メトラカトラとフーナー
の事例を中心にして
益子待也(金沢学院大学)
報告5:メトラカトラ開発の背後にあるもの岡田淳子(北海道東海大学)
昼食 (11:30〜12:30)

午後のセッションはありません。



第2日目 5月30日(日) B会場(教養部教室棟220教室)


9:30B-21自伝的語りとIndividuality藤原久仁子(お茶の水女子大学)
9:45B-2219−20世紀フランスにおける奇蹟寺戸淳子(民族学振興会)
10:00B-23「古層」意識のズレ──ブルターニュ地方におけるアーサー王伝説の現在原聖(女子美術大学)
10:15分科会B-V :市場経済の中の伝統染織──東南アジアの事例から
 代表者:関本照夫(東京大学) [B24〜B28]
報告1:市場経済の中の伝統染織──東南アジアの事例から関本照夫(東京大学)
報告2:「商品作物」としての布──バリ島農村における紋職生産をめぐって中谷文美(岡山大学)
報告3:布を織る村の変貌:イカット(絣織り)産地スンバ島東部の場合田口理恵(国立民族学博物館)
報告4:東北タイの絹織物産業──「郷土工芸文化」と地域林行夫(京都大学)
報告5:村落生活の中の伝統染織──ベトナム西北地方の黒タイの事例樫永真佐夫(東京大学)
昼食 (11:30〜12:30)

午後のセッションはありません。



第2日目 5月30日(日) C会場(教養部教室棟210教室)


9:30C-21シャーマニズムの戦術性塩月亮子(日本女子大学)
9:45C-22シャーマン的意識状態の統計学的マッピングへ向けて蛭川立
10:00C-23重出立証法・方言周圏論のポストコロニアル的再考岩竹美加子(ヘルシンキ大学)
10:15分科会C-V:呪術とは何だったのか 代表者:関一敏(九州大学) [C-24〜C-28]
報告1:信と不信関一敏(九州大学)
報告2:「薬(muhaso)」の想像力浜本満(一橋大学)
報告3:象徴論的呪術研究の再生:浜本論文の検討を中心に小田亮(成城大学)
報告4:シャーマニズムを医学の呪縛から解き放つ奥野克巳(桜美林大学)
報告5:日常生活の中の「呪術」──西ケニア・ルオ社会の事例より阿部年晴(埼玉大学)
昼食 (11:30〜12:30)

午後のセッションはありません。



第2日目 5月30日(日) D会場(AV棟263教室)


9:30D-21 ケニア海岸地方後背地のイスラーム化と近代──病院と学校教育からの疎外という
経験
菊地滋夫(明星大学)
9:45D-22ニャキュウサ人のタンザニア内での移住栗田和明(立教大学)
10:00D-23援助実施機関の組織文化と「住民参加」──タンザニア・マラリアプロジェクトの事例杉田映理(フロリダ大学)
10:15D-24 アフリカにおける伝統医療のProfessionalisationについて──北ナイジェリア・カドゥナ
の事例研究を中心に
近藤英俊(千葉大学)
10:30D-25 家族の機能と居住空間──アニ社会(コートジボワール)における生活形態についての
一考察
白井和子(民族学振興会)
10:45D-26九十年代義序における家族構成と親族関係──三十年代関係データとの比較を通して阮雲星(京都大学)
11:00D-27中国福建省における宗教の再興──・南地域の老人会を中心にして潘宏立(国立民族学博物館)
11:15D-28四川南部地域の星神祭祀──生命強化儀礼から地域の寺廟の再興まで謝茘(お茶の水女子大学)
昼食 (11:30〜12:30)

午後のセッションはありません。



第2日目 5月30日(日) E会場(教養部教室棟310教室)


9:30E-21沖縄の模合の破綻とその処理に関する一考察生地陽(神奈川県立白山高等学校)
9:45E-22 沖縄本島南部における女性の財産継承実例研究:2次調査(U )──門中とトートーメー
問題にからめて
植木武(共立女子短期大学)
10:00E-23<戦の世>を越えるエスノグラフィー──沖縄読谷村調査報告 石井昭彦(明治大学)
山内健治(明治大学)
10:15E-24海洋環境の変化と海人の適応──沖縄県糸満のアンプシサーの事例から川端牧(京都大学)
10:30E-25中央タイにおけるシャーマニズムの一考察神谷泰一郎(上智大学)
10:45E-26九十年代義序における家族構成と親族関係──三十年代関係データとの比較を通して阮雲星(京都大学)
11:00E-27タイの都市新中間層仏教運動矢野秀武(東京大学)
11:15E-28北タイ女性工場労働者とエイズのリスク道信良子(お茶の水女子大学)
昼食 (11:30〜12:30)

午後のセッションはありません。



第2日目 5月30日(日) F会場(講堂小ホール)


9:30F-21 オーストラリアのベトナム系住民の宗教ネットワーク──仏教寺院とカトリック教会の事例
から
川上郁雄(宮城教育大学)
9:45F-22都市を遊動するアボリジニ窪田幸子(広島大学)
10:00F-23「集会」を通じて考察するオーストラリア・アボリジニ・コミュニティの現在安富朋子(東北大学)
10:15F-24 「神話」、「慣習法」から「夢」へ──「ドリーミング」観の変容を考える(オーストラリア先住民
メディアの事例から)
大野あきこ
10:30F-25 聴覚と環境──パプアニューギニア・マダン周辺村落における葬儀用ギター歌謡の形成を
めぐって
諏訪淳一郎(筑波大学)
10:45F-26 「都市美化」か、都市の「農村化」か?──ポートモレスビーにおける権力・空間と都市移住
者の生き残り戦略
熊谷圭知(お茶の水女子大学)
11:00F-27上海ユダヤ人コミュニティにおける日本占領体験佐藤泉(東洋学園大学)
11:15F-28国民教育と学校──レバノンの社会科教科書をとおして三尾真琴(中部大学)
昼食 (11:30〜12:30)

午後のセッションはありません。



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