<第19回日本文化人類学会賞受賞記念論文> | ||
〈呼びかけ〉の人類学へ向けて | 森山 工 | 005 |
原著論文 | ||
環境危機へのオルタナティブな政治――ナリワイをつくる | 鈴木 和歌奈/伊藤 洋志 | 019 |
日本におけるインド料理店経営者及び料理人の生計活動と生存戦略――グローバルに移動を続ける人達の生存戦略と地域社会の対応 | 岩間 春芽 | 035 |
<特集>脱家族主義の人類学に向けて――ポスト関係論は生と死をいかに引き受けうるか | ||
序 | 川口 幸大 | 054 |
模倣がうまくいかないとき――日本におけるAYA世代の女性がん経験者の身体と家族 | 澤野 美智子 | 067 |
ばらばらの時間と新しい家族――南米ボリビアにおける駆け落ちの語りから | 相田 豊 | 087 |
つながりの実験─―ポリアモリーにおける共生の技術 | 深海 菊絵 | 102 |
展望論文 | ||
日本における応用人類学の認識と展望──企ての拡張と営みの再構想へ | 早川 公 | 121 |
レビュー |
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トーマス・J・チョルダッシュ著、飯田淳子・島薗洋介・川田牧人監訳『聖なる自己――カリスマ派の癒しの文化現象学』 | 遠藤 暁子 | 135 |
沼崎一郎監修、西川慧・リーペレス・ファビオ・中野惟文・包双月編 『多軸的な自己を生きる――交錯するポジショナリティのオートエスノグラフィ』 | 伊藤 勇輝 | 137 |
松村圭一郎著『くらしのアナキズム』 | 濱谷 真理子 | 140 |
黒田賢治著『戦争の記憶と国家――帰還兵が見た殉教と忘却の現代イラン』 | 阿部 哲 | 143 |
大石侑香著『シベリア森林の民族誌――漁撈牧畜複合論』 | 吉田 睦 | 145 |
鳥山純子著『「私らしさ」の民族誌――現代エジプトの女性、格差、欲望』 | 松嶋 冴衣 | 148 |