更新:2008年6月16日

第43回研究大会(2009年度)研究発表登録についてのお知らせ

研究大会運営検討委員会
委員長 大塚和夫

6月1日の総会でお知らせしましたように、「研究大会運営検討委員会」が設置されました。同委員会は、会員数や研究発表希望者数の増加などによってさまざまな問題が生じてきた研究大会の運営を、会員の意思をできるだけ汲み取り、その上で円滑に進める方策を検討することを長期的な課題としております。その検討結果は、2009年度の総会における改善案の提案、もしくは検討結果の報告という形で公表する予定です。

さて、長期的課題とは別に、2009年度に国立民族学博物館が開催担当機関となる第43回研究大会において、緊急に審議・決定しなければならない課題(短期的課題)があり、その件に関する提案を5月31日の理事会・評議員会で議決・承認していただき、総会でも口頭でお知らせしました。

会員にとってきわめて重要な事項ですので、改めて文章化し、周知徹底に努めたいと思います。総会でお知らせした「短期的課題の検討とその途中経過報告」の概要は、以下のようなものです。

  1. 2009年度第43回研究大会は「大阪国際交流センター」(大阪市天王寺区)を会場に実施する予定である。だが、会場収容能力のため、2008年度大会(開催担当機関:京都大学)のように、350名を越す会員の研究発表を受け入れることは困難である。発表時間の短縮や研究大会3日制も検討したが、前者は研究発表の質を維持するため、後者は運営上さまざまな困難が生じるために断念した。

  2. そこで、研究発表者数に上限を設け、第1次サーキュラー通知時にその数を公表することにした。

  3. 発表者数は限定するが、研究発表の質を維持するために、研究発表登録に伴う条件(十分な長さの発表要旨の提出、大会参加費・2008年度学会費の入金、など)を厳格に適用するとともに、登録締切日前でも条件を満たした登録者数が先にあげた発表者上限数に達した場合には、そこで登録受付を終了する。これはあくまで登録手続きに関わる「形式的」な措置であり、発表内容の審査などではない。

  4. 発表登録に伴う条件などについては、本委員会と当番校が検討して決定され次第、早急に全会員に連絡をし、誤解が生じないように努める。

今後とも詳細が決定され次第、会員の皆様に連絡を差し上げる予定です。とくに2009年度の第43回研究大会で研究発表(分科会も含む)を予定されている方は、これからの情報にご注意ください。