2009年3月9日

『文化人類学事典』重版および目次修正のご報告

『文化人類学事典』編集委員会委員長(編集委員長)松田素二

先般、山本真鳥会長よりご報告・ご案内申し上げました通り、本2009年1月25日の奥付で『文化人類学事典』が丸善出版より刊行されました。

編集委員会を代表しまして、本事典の編集・刊行にご協力いただきました会員の皆さま並びに関係者の方々に改めて篤く御礼申し上げます。

文化人類学会が学会の事業として初めて編集・刊行しました本『文化人類学事典』は、発売以来、順調に販売部数を伸ばし、2月末をもって重版が決定しております。

学術出版物の刊行・販売がきわめて厳しい中、本事典が好評を博しているということは、本事典の刊行が時宜に適ったきわめて有意義な事業であったことを物語っていると申せましょう。

これもひとえに会員の皆様のご理解・ご協力の賜物と考え、重ねて御礼申し上げる次第です。

ところで、本事典の目次の一部に誤植がありました。

編集委員会を代表しまして関係者の皆さまはもとより、本事典をすでにご購入いただいた会員並びに一般読者の皆さまにお詫び申しあげます。

なお、誤植につきましては、本事典の版元である丸善出版のホームページをご覧いただくようご案内申し上げます。



2008年12月14日

『文化人類学事典』刊行のご報告と案内

日本文化人類学会会長 山本真鳥

学会として2006年以来2年半にわたって編集・刊行に取り組んできました『文化人類学事典』が、来たる2009年1月に丸善出版より刊行される運びとなりました。本事典の刊行にさまざまな形でご尽力をいただいた会員の皆さまに篤く御礼申し上げます。

本『文化人類学事典』は、文化人類学会が学会の事業として編集・刊行する初の事典となります。

理事会では、事典の編集・刊行計画の開始に当たり、文化人類学ならびに隣接研究諸分野の研究者や学生の研究・学習の便に供することはもとより、文化人類学を広く一般に普及するという意味から、本事典が、文化人類学の最新の成果を楽しく読みながら学ぶことのできるものになるよう要望致しました。

その結果、本事典はやまと言葉の動詞を使った18の大項目(「章」に相当)を立て、それぞれの大項目の下に20前後の中項目(「節」に相当)を立てた、「中項目事典」の体裁をとることとなりました。現代的問題に積極的に取り組んでおられる会員諸氏の研究ならびに学生の参考図書として大いにご活用いただければ幸いです。

なお、本『文化人類学事典』の詳細ならびに会員の皆さまへの割引販売等につきましては、後ほど、丸善出版より会員の皆様に直接資料が送付されることになっておりますので、そちらをご覧ください。