日本民族学会会員 各位

会長 大塚和夫

さる5月25日(日)、京都文教大学で開催された第37回研究大会の際の定例総会において、「学会新名称等に関する評議員会案」が審議され、原案通りに議決されましたので、ご報告申し上げます。

当該の評議員会案は、2002年度の総会決議である「『日本民族学会』改称問題の扱い」に基づく手続きを踏んだ上で、同年度中に策定された理事会案を、5月24日(土)の評議員会において挙手によって承認したものです(投票時出席評議員数36、委任状提出8、議長1名を除く投票者35名、賛成35、反対0、棄権0)。

評議員会案の骨子は下記の通りです。

 1.学会名称:(現行)日本民族学会 → (新)日本文化人類学会

 2.学会英語名称:(現行)Japanese Society of Ethnology →  (新)Japanese Society of Cultural Anthropology

 3.学会誌名称:(現行)『民族學研究』 → (新)『文化人類学』

 4.学会誌英語名称:(現行)Japanese Journal of Ethnology → (新)Japanese Journal of Cultural Anthropology

 5.上記新名称案に対応する学会会則の改正(改正された会則には、新学会が日本民族学会を継承する事が明記されています。)

上記評議員会案を総会に出席した会員の無記名投票により採決しました。開票結果は下記の通りです。

出席会員数 189 

投票者数 187(議長1名、副議長1名の合計2名を除く。これにより議決に必要な過半数は94)

賛成 170 反対 11 白票 6 無効票 0

したがって有効投票数187に対して90.9%の賛成により、上記評議員会案が可決されました。

今後は、「『日本民族学会』改称問題の扱い」にしたがい、諸規程の改定等必要な手続きを踏んだ上で、2004年4月1日をもって改称を実施することとなります。

会員の皆様には、上記決議についてよろしくご理解いただきますとともに、今後ともよりいっそうのご協力をお願い申し上げます。