日本民族学会会員各位

学会改称に関するアンケートのお願い

2003年2月14日
日本民族学会会長
大塚和夫

向春の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

 さて、2002年10月30日付配布の文書「学会改称に関する全会員投票の結果および今後の手続き」および『民族學研究』第67巻第3号「学会通信」(358-59頁)等においてお知らせしましたとおり、学会改称に関する全会員投票の結果に基づき、学会はその名称の変更に向け準備を進めております。

 上記「学会改称に関する全会員投票の結果および今後の手続き」に同封の「学会新名称等についてのご意見募集のご案内」にしたがい、学会では新名称について皆様のご意見を募集してまいりました。ご意見をお寄せいただいた会員の皆様に深く感謝申し上げます。

 学会では引き続き皆様のご意見を募集しておりますが、これまでに寄せられたご意見を検討し、新規の学会名称等について会員諸氏のご意見をうかがうアンケートを行うことが必要であると判断いたしました。

 これは、下記に引用した「『日本民族学会』改称問題の扱い」(2002年6月2日総会決定)による手続きのb)の第2項にあたります。来年度評議員会および総会に諮るべく、理事会案を策定するために、きわめて重要な手続きですので、本状に添付の「学会新名称等に関するアンケートのご案内」をご熟読の上、同封の回答用紙にて期日までに速やかにお答えいただけますようお願い申し上げます。


a)全学会員による投票により、有効投票数の3分の2以上の賛成をもって「学会がその名称の変更に向け準備すること」の承認を得る。(承認済み)

b)上記a)の提案が承認された場合、理事会は改称の準備にとりかかる。

・会員の意見を広く聴取する必要があると判断される案件(和文学会名称、英文学会名称、学会誌名称、会則など)については、理事会はそれを会員に連絡し、ホームページやメーリングリストなどで公開討論の場を設置する。(設置済み)

・一定期間の討論を経た後に変更を要する各項目について、必要があると判断した場合、会員全員にアンケートを実施し、会員の意向を探る。その際には、複数の選択肢を提案し、原則として多数意見を尊重する。

c)理事会は、会員の意向を踏まえて、全体に不整合のない理事会案を2002年度内に作成する。

d)2003年度総会に先立つ評議員会において理事会案を諮り、評議員会出席者の過半数の賛成による承認をもって評議員会案を策定する。

e)評議員会の承認が得られた場合、2003年度の総会において、改称問題に関する評議員会案を正式に提案し、そこで議決する。総会出席者の過半数の賛成をもって諾否を決する。

f)総会で改称案が承認された場合、2004年4月1日をもって学会名称その他を変更する。

以上

* ご意見をお寄せいただく方法については、「学会新名称等についてのご意見募集のご案内」をご参照ください。なお、同文書は学会ホームページ(http://wwwsoc.nii.ac.jp/jse/)にも掲載されております。