日本文化人類学会入会案内(2016年度まで)

改正:2006年10月8日




  1. 会員の種類
     日本文化人類学会の会員の種類には、通常会員、名誉会員、賛助会員の三つがあります(会則第五条)。このうち、名誉会員と賛助会員は、それぞれ総会と理事会への推薦の議を経て認定される会員資格です(会則第六条第2項および第3項)。
     一般の入会には通常会員としてお申し込みください。賛助会員として入会を希望される場合は、手続きについて学会事務局にお問い合わせください。

  2. 入会の申込
     通常会員として入会するには、日本文化人類学会会員1名の紹介を得た上で、会費を添えて申し出ることとなっています(会則第六条第1項)。
     入会申込書に必要事項を記入し、紹介者(日本文化人類学会会員)の署名・捺印を得て学会事務局に送付するとともに、1年度分の会費(4月1日より翌年3月31日までの年会費)を郵便振替によって納入してください。
     具体的な手続きについては、下記の 「5. 入会手続き」 をご覧ください。

  3. 会費
     日本文化人類学会の会計年度が4月1日より翌年3月31日までであること(会則第二十二条)を受け、会費は4月1日より翌年3月31日までの年会費として年度ごとに徴収します。
     通常会員には、会費納入の便宜に鑑み、「国内在住通常会員」と「海外在住通常会員」の二つのカテゴリーを設けています。「国内在住通常会員」とは、国内に恒常的に居住している通常会員のことで、「海外在住通常会員」とは、海外に恒常的に居住している通常会員のことです。留学、研究、調査などにより、2年程度までの限られた期間海外に居住する場合には、「国内在住通常会員」の扱いとします。それぞれの会費は、次のように定められています。
    • 国内在住通常会員:8,000円。
    • 海外在住通常会員:国内での納入が可能な場合には8,000円、それ以外の場合には50米ドル(International Postal Money Order等でお送りください。小切手は使わないでください)。ただし、ドル建ての会費については、レートの変動に応じ、理事会の議を経て、年度単位で額を調整することがあります。
     なお、賛助会員の会費は40,000円です。名誉会員については会費徴収を行いません。

  4. 会費の割引制度
     国内在住通常会員のうち、夫婦ともに会員である場合の一方の配偶者、ならびに学生には、以下に定める会費の割引制度があります。
    1. 会費の配偶者割引
      1. 夫婦ともに会員である場合に、国内在住通常会員である一方の配偶者に対して適用されるものです。
      2. 本割引の適用を受ける会員については、会費を5,000円とする代わり、機関誌『文化人類学』ならびにJapanese Review of Cultural Anthropologyを配布しないこととします。
      3. 本割引の適用は、適用を希望する旨の申告と、会費納入時に本割引を適用した会費額を納入することによってなされます。
      4. 原則として、本割引の適用を申告する場合は、学会事務局にメールまたは書面でその旨を申し出てください。ただし、入会とともに本割引の適用を受けようとする場合には、入会申込書の該当欄にチェックを入れることで申告したものとみなします。
      5. 本割引は、当該会員が入会とともにその適用を申告した場合には、その入会年度から適用されます。また、すでに会員である者が本割引の適用を受けようとする場合、年度はじめの会費納入に合わせて適用を申告した場合にはその年度から、会費納入以降の年度途中に適用を申告した場合には翌年度から、それぞれ適用されます。いずれの場合も、当該年度の会費を納入する際に、本割引を適用した会費額を納入してください。
      6. いったん本割引が適用された後は、年度がかわるごとに適用を申告する必要はありません。当該会員からの申し出で適用除外となるか、理事会が特例資格を有しないと判断するまで、適用が継続されます。
      7. 当該会員が夫婦の一方の配偶者であるかどうかは、当該会員の自己申告によります。
    2. 会費の学生割引
      1. 国内在住通常会員のうち、大学の学部生、大学院生、および研究生に適用されるものです。休学者にも適用されるものとします。また、日本学術振興会特別研究員のうち、DC1およびDC2は大学院生としての学籍を保有していますので、適用を受ける資格があります。日本学術振興会特別研究員のPDおよびSPDには適用されません。
      2. 本割引の適用を受ける会員については、会費を5,000円とします。
      3. 本割引の適用は、適用を希望する旨の申告と、学生であることの証明がなされたうえで、会費納入時に本割引を適用した会費額を納入することによってなされます。適用は当該年度に限って有効です。
        • 原則として、適用の申告は、『文化人類学』各巻4号の送付時に同封されている学会所定の払込用紙に、必要事項を記入することによって行うものとします。また、学生としての身分証明は、この払込用紙の所定欄に、指導教員、もしくはそれに代わる所属大学・大学院の専任教員による証明を受けることによって行うものとします(証明に当たる指導教員、もしくはこれに代わる教員が、日本文化人類学会の会員である必要はありません)。会費納入の際、この払込用紙を用いて、本割引を適用した会費額を納入してください。
        • 入会申込者が入会と同時に本割引の適用を受けようとする場合など、払込用紙が手元にない場合には、返信用の切手と封筒を同封の上、学会事務局に請求してください。
        • 何らかの事情で、学会所定の払込用紙を用いることができない場合には、学会事務局にメールまたは書面で本割引の適用を希望する旨を申告し、それとともに学会事務局に在学証明書をお送りください。その上で、郵便局にある払込用紙を用い、本割引を適用した会費額を納入してください。
      4. 入会と同時に本割引の適用を受けようとする場合には、以下の諸点にご注意ください。
        • 入会申込書の該当欄にチェックを入れるのを忘れないでください。
        • 入会申込を行う年度に入会し、入会と同時に本割引の適用を受けようとする場合には、上記 iii の手続きにもとづいて、申告ならびに学生としての身分証明を行い、本割引を適用した会費額を納入してください。
        • 入会申込を行う年度の翌年度に入会し、入会と同時に本割引の適用を受けようとする場合には、入会申込書の該当欄にチェックを入れることで申告したものとします。入会申込書を学会事務局に送付するとともに、郵便局にある払込用紙を用いて本割引を適用した会費額を前納してください。その上で、翌年度になり次第、速やかに在学証明書を学会事務局に送付し、当該年度の学生としての身分証明を行ってください。
      5. 本割引は、適用された当該年度のみ有効です。次年度へと自動的に更新されるものではありませんので、次年度以降も適用を受けようとする場合には、年度がかわるごとに上記 iii の手続きを繰り返してください。また本割引は、滞納した前年度、あるいはそれ以前の会費を後納する場合には適用されません。

  5. 入会手続き
     入会の具体的な手続きは、以下のとおりです。メールで問い合わせ等をされる場合には、学会事務局のアドレス:secretariatにご連絡ください(スパム対策のため、メールリンクの末尾に".org"がありませんので、補ってください)。
    1. 入会申込書の送付
      • 通常会員としての入会手続きには、このWWWページにある入会申込書をプリントアウトし、必要事項を記入の上、紹介者の署名・捺印を得て学会事務局に送付してください。
      • 会費の配偶者割引または学生割引の適用を受けようとする場合には、入会申込書の所定の欄にチェックを入れてください。
      • 入会申込書の送付先は、「〒108-0073港区三田2-1-1-813 日本文化人類学会事務局」です。
    2. 会費の納入
      • 通常会員のうち国内在住通常会員としての入会手続きには、郵便局にある払込用紙により所定の会費額を納入してください。ただし、入会とともに会費の学生割引の適用を受けようとする場合には、上記の 「4. 会費の割引制度 - II 会費の学生割引」 の規定にもとづいて手続きを行ってください。
      • 会費の払込先は、「口座記号番号:00100-1-22345、加入者名:日本文化人類学会」です。
      • 通常会員のうち海外在住通常会員の米ドル建てによる納入には、International Postal Money Orderでの送金が便利かと思われますが、それぞれの居住国の事情に合わせ、ご自身で検討の上、納入してください。
      • いずれの場合も、所定の会費の納入を学会事務局で確認したのちに、入会の承認が行われます。

  6. 入会の承認
     入会の承認は、会費納入を学会事務局で確認の上、理事会にて行います。入会が承認されると、入会承認書にて通知します。また、年度途中に入会する場合には、入会の承認とともに、その年度の日付で刊行される機関誌のうち、既刊分を送付します。
     入会が承認されなかった場合は、その旨を通知するとともに、入会手続きに当たって納入された1年度分の会費を返納します。