1997年度(第17期理事会)



第8回 1998年2月28日

[報告・審議事項]

  1. 第18回評議員選挙報告
    別紙に基づき選挙管理委員の山本理事より、支障なく行われた旨報告が行われた。投票の郵送料を受取人払いとしたが、投票率はあまり改善されなかった。評議員による会長候補推薦の日程は次の通り。
    3月11日 推薦用紙発送/3月25日 締め切り/4月5日 第1回評議員会
  2. 日本学術会議報告
    2月24日に行われた第一部研究連絡委員会について山下会長から報告が行われた。これに関連して「平成9年度アジア学術交流を促進する会」に団体として参加することとなった。
    ユニオンインターコングレス開催については、3月30日に開かれる第四部研究連絡委員会をふまえて次期理事会への申送り事項とする。開催年を2000年とするのは準備の関係から難しいので、2000年と2002年の選択肢であれば、2002年を希望することが合意された。
  3. 17期理事会事業報告
    山本理事作成の別紙に基づき1997年度理事会事業報告を検討した。
  4. 次期理事会引継ぎ事項
    16期理事会作成の別紙に基づき、17期理事会からの引継ぎ事項を検討した。
  5. 新入会員の承認(3名)
  6. その他



第7回 1998年2月7日

[報告・審議事項]

  1. ユニオン、インターコングレス招致について
    11月26日の国際人類学・民族学ユニオン国内委員の会合においてユニオンインターコングレスの日本招致の方針が決まり、これを受けた1月13日の学術会議第四部研連では、関連各学会内での検討を経た上で次回審議することとなった旨、山下会長より報告があった。今期理事会では、日本人類学会との協議会で、この交渉にあたることとなった。次回協議会には、小野澤渉外理事、山本庶務理事、中村理事(名称問題等検討委員会委員長)の協議会委員と、小泉理事(国際連携推進委員会委員長)と山下会長がオブザーバーとして出席し、次期理事会に引き継ぐこととなった。
  2. 各種委員会報告と審議
    1. 名称問題等検討委員会
      委員長の中村理事より理事会への答申の骨子についての報告があり、質疑応答が行われた。答申内容については次期理事会の検討事項とする。
    2. 英文誌編集委員会
      編集委員長の大塚理事より進行状況の報告があった。無料配布する海外研究機関、印刷部数を近く決定し年度内に刊行する。
    3. 国際連携推進委員会
      委員長の小泉理事より活動状況の報告があり、次期理事会申送り事項が確認された。中川敏氏(大阪大)を新たに委員に加えることが承認された。
    4. 情報化委員会
      ホームページ上の『民族学研究』データベースの開設に関連して版権や技術上の問題について山本理事より報告があった。これについては、今期の情報化委員会で扱うことはできないので、可能性を検討して次期理事会に引継ぐことになる。
    5. 広報委員会
      『ニューズレター文化人類学』発行の問題点について報告があった。
  3. 次期理事会への申し送り事項検討
    次回理事会で審議されることとなった。
  4. 新入会員の承認(16名)
  5. その他



第6回 1997年11月6日

[報告・審議事項]

  1. 第4部研連委員会報告
    日本学術会議第4部研究連絡委員会の構成と第17期の活動予定について山下会長より報告があった。
  2. 第18期評議員選挙
    大胡修氏(明治大)を選挙管理委員長に選出し選挙日程を次の通り決めた旨、選管の山本理事より報告があった。また、会員調査は11月半ば発送、 12月半ば回収という予定で行われることとなる旨報告があった。
    1月15日 選挙人名簿確定/2月1日 投票用紙発送作業/2月21日 開票作業
  3. 上半期各委員会報告
    1. 名称問題等検討委員会
      7月と10月に行われた名称問題等検討委員会総会について中村理事より報告があった。 理事会への答申は1月の総会後に提出される。
    2. 国際連携推進委員会 1998年1月のサーリンズ招聘について小泉理事より報告があった。桑山敬巳氏(創価大)を新たに委員に加えることが承認された。また学術会議第一部研連のオブザーバに推薦した宮崎恒二氏(AA研)氏も本人が受諾したらという条件で委員に加えることが承認された。
    3. 日本人類学会・日本民族学会協議会
      11月2日に筑波大学で行われた日本人類学会との協議会について小野澤渉外理事より報告があった。
    4. 情報化委員会
      英文の学会ホームページの開設、東京都立大学社会人類学会との書誌情報契約、メーリングリスト開設について山本理事より報告があった。
  4. 上半期決算報告
    別紙に基づき報告があった。
  5. 新入会員の承認
  6. その他



第5回 1997年9月27日

[報告・審議事項]

  1. ユニオン世界大会
    日本学術会議第四部研究連絡委員会委員長の尾本恵市氏より、2001年のユニオン世界大会の日本開催を再考するよう要請があったが、今期理事会としては検討の対象としないことを確認した。
  2. サーリンズ教授招聘について
    国際連携推進委員会の活動として、サーリンズ・シカゴ大学人類学部教授招聘を検討中との報告があり、承認された。
  3. 情報化委員会インターネット関係
    情報化委員会の山本理事から、以下の項目について報告が行われ、承認された。
    1. 「日本民族学会とは」の頁書き換え
      改則にしたがい、会則の頁を新たにもうけ、新会則を掲載し、最初の「日本民族学会とは」 の頁を新会則に沿って書き換える。他はそのまま据え置く。
    2. 公募情報の掲載方法
      現在は、情報化委員会が公募を行う各機関の依頼を受けてから掲載しているが、今後は依頼がなくても情報化委員会が把握した情報を正確に行うよう注意した上で掲載する。
    3. 都立大社会人類学会書誌情報
      東京都立大学社会人類学会作成の書誌情報データ利用に関する契約書を検討した。清書後、社会人類学会会長松園万亀雄氏に提出する。
    4. 新しい項目・現在進行中の事項の報告
      新刊紹介の項目を新たに作成した。 英文ホームページは作成中。
  4. 第18期評議員選挙
    1. 第18期評議員選挙管理委員
      理事以外から次の6名が任命された。
      大胡 修(明治大)、伊藤 眞(都立大)、上橋菜穂子(女子栄養大)、小田 亮(成城大)、中村雄祐(東京大)、三浦 敦(埼玉大)、
      理事からは、青柳真智子、伊藤亜人、中山和芳、山本真鳥の4名。
    2. 前回からの申送り事項
      低投票率の改善の試みに、投票用送料を受取人払いとする。
  5. 新名簿
    1. 調査項目の枠組み
      会員からの意見・要望を入れ、研究領域・対象地域の選択肢を新設・細分化した。
    2. 名簿の掲載項目原案
      掲載項目の多様化に伴い、新しいフォーマットを採用する。
  6. 会計担当理事の代行
    渡邊欣雄会計理事が本年10月1日から翌年3月31日まで文部省在外研修員となるため、留守中の会計を上野和男理事が代行する。
  7. 学術会議研究連絡委員
    第一部研究連絡委員会の構成について小野澤渉外理事より報告がなされた。民族学会からの委員の推薦は先回の決定通り。さらに、オブザーバーとして宮崎恒二氏(東京外国語大)を推薦する。
  8. 澁澤賞選考委員の推薦
    財)民族学振興会の要請により、第26回澁澤賞選考委員に5名の会員を推薦した。
  9. 新入会員の承認
  10. その他



第4回 1997年6月28日

[報告・審議事項]

  1. インターコングレスについて
    7月にオーストラリアのパースで開催されるインターコングレスにおいて、尾本恵市氏が日本開催を打診した後、理事会としての審議を開始する。次期の日本学術会議では、インターコングレスの開催に積極的に取組む方針である旨、山下会長より報告があった。
  2. 第18期評議員選挙
    選挙管理委員を選出し依頼することとした。理事4名枠については、青柳、伊藤、中山、さらに、庶務から1名が加わることとなった。
  3. 第31回研究大会報告
    別紙に基づき報告が行われ、今後の検討課題として問題点を検討した。大会の開催方法、発表形式等については、本年度の名称問題等検討委員会で扱う。
  4. 学術会議研連委員選出
    日本学術会議会員改選にともない、第一部・第四部研究連絡委員を新たに選出する必要があり、審議の結果、理事会からは候補者数名を挙げ、最終的には研連委員長に一任する。
  5. 会員名簿頒布について
    現行の頒布方法を改め、フロッピーディスクでの名簿の販売は行わないこととする。名簿本体ないしタックシール(最新の会員データベースを用いる)の販売は会員のみに限定。研究・学術目的は2000円+実費、商業目的は10000円+実費とする。この件に関連して、賛助会員をどう扱うかについては、名称問題等検討委員会で検討。
  6. 新入会員の承認(27名)
  7. その他



第3回 1997年5月21日

[報告・審議事項]

  1. ユニオン・インターコングレス開催の可能性について
    評議員会に諮った後、総会において、1997年度事業計画として提案する。 総会での承認を得た後は、理事会で審議を行う。
  2. 新入会員の承認(13名)
  3. その他



第2回 1997年5月10日

[報告・審議事項]

  1. 事業報告・決算
    担当理事作成の別紙に基づき1996年度事業報告案と決算を審議した。
  2. 事業計画・予算案
    担当理事作成の別紙に基づき1997年度事業計画案・予算案を審議した。
  3. ユニオン世界大会に関する報告
    日本学術会議第四部研連委員長、日本人類学会・日本民族学会代表者、及び双方のユニオン委員が出席して、5月7日、国際日本文化研究センターにおいて開かれた会合について会長が報告した。2003年のユニオン世界大会日本開催は見送りとなった。ただし、インターコングレスの可能性について、検討を開始することとなった。これは、本年度事業計画に加える。
  4. 日本学術会議第一部研連会員選挙報告
    5月7日の第一部研連推薦人会議において原ひろ子氏が第17期日本学術会議会員候補として推薦された旨、上野理事が報告した。
  5. 学術会議第四部研連会員選挙対策
    5月15日に開かれる第四部研連推薦人会議では従来通り、日本人類学会からの会員候補者を推すこととした。
  6. 学会名称問題理事会提案と総会の運営
    山下会長作成の学会名称問題理事会提案を審議した。最終案は、第31回研究大会会場において抄録とともに配布し、総会に諮る。総会運営については別紙に基づき審議した。
  7. 新入会員承認
  8. その他



第1回 1997年4月26日

〔報告・審議事項〕

  1. 1996年度事業報告案・決算(別紙資料)
    担当理事作成の別紙に基づき1996年度事業報告案と決算を審議した。修正案を再度理事会で検討する。
  2. 1997年度事業計画・予算案(別紙資料)
    担当理事作成の別紙に基づき1997年度事業計画案・予算案を審議した。修正案を再度理事会で検討する。
  3. 会費割引制度運用内規について(別紙資料)
    割引会員の認定の方法について別紙に基づく審議の結果、新たな内規を設けることとなった。
  4. 学会ホームページ英語版ならびに書誌情報について(別紙資料)
    情報化委員会委員長の山本理事より別紙に基づき、経過報告と提案が行われ、承認された。
  5. 第31回研究大会総会、学会名称問題理事会提案(別紙資料)
    山下会長作成の学会名称問題理事会提案を審議・検討した。次回理事会で継続審議する。
  6. 総会運営について(別紙資料)
    総会当日の運営について審議した。次回に継続して審議を行う。
  7. 新入会員の承認
  8. その他