2020年度「次世代育成セミナー」発表者募集要項

(共催 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 文化/社会人類学研究セミナー)

2020年07月09日

研究育成委員会

日本文化人類学会は、若手会員の研究活動への支援の一環として、今秋、zoomを用いたオンラインの「次世代育成セミナー」 を実施します。本セミナーは、発表に対するコメントと討論に十分な時間をとったセミナー形式の研究発表機会を若手会員に提供し、発表者の論文作成能力の向上を図ることを目的としています。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所文化/社会人類学研究セミナーとの共催とし、より若手研究者のニーズに応じた議論の場とします。発表者は応募の際、希望するコメンテーターを第二希望まで挙げることができます。今回はzoomでの開催となりますので、海外にいる方も応募、参加が可能です。博士論文を執筆中の方、また博論提出後にジャーナルへ投稿することを計画している方など、ふるってご応募ください。

<応募資格>

日本文化人類学会会員であり、未投稿・未発表の論文草稿(20,000〜30,000字程度)を期日までに提出できる方。(文化人類学会会員ではなく、発表の意志のある方は応募の時点で入会申し込みの手続きをとってください。)

<開催時期と開催方法>

開催日:2020年11月14日(土)に開催する予定です。

今年度は基本的にzoomで開催とし、補助的にSlackを使います。

当日までにSlackに発表者それぞれのチャンネルを開設しますので、希望者は論文草稿や発表PPT、レジュメなど、あらかじめアップロードすることができます。そのことで、参加者より詳細に質問やコメントをもらうことができます。

<発表時間>

各自の発表の持ち時間は、20分程度を予定しています。(コメント、質疑応答の時間は含まない)

<コメンテーター>

当日は発表者1人に対してコメンテーター1〜2人をつけ、あらかじめ発表草稿を読んだ上でコメントしてもらいます。発表者はコメンテーターのうち1名については第2希望まで要望を申し出ることができます。

<公開の範囲>

セミナーはこれまでと同様、公開イベントです。オーディエンスは事前登録を行った人のみとします。そのオーディエンスがzoomでの参加にくわえSlackにて質問やコメントをつけることもできます。Slackでの公開は開催日前後の2週間程度を予定しています。

オンライン開催にあたっての技術面やネット環境に関する問い合わせ:
infoaaseminar[at]gmail.com(@を[at]に置き換えています)

<応募方法>

応募は次の二段階によって行われます。

  1. 応募登録(エントリー)

    発表希望者は、所定の申請用紙に必要事項を記入のうえ、以下の期間中に日本文化人類学会事務局にEメールにて送付し、応募登録(エントリー)を行って下さい。

    【日本文化人類学会事務局】

    【応募登録期間】 2020年7月9日(木)〜8月31日(月)(深夜24時まで)

  1. 論文草稿提出

    発表希望者は、未投稿・未発表の論文草稿(20,000〜30,000字程度、要旨600〜800字以内)を用意し、以下の期間中に学会事務局にメールで送付して下さい。

    【日本文化人類学会事務局】(上に同じ)

    【草稿提出期間】 2020年9月1日(火)〜9月23日(水)(深夜24時まで)

<その他>

  1. 発表者の選考は、セミナーを運営するセミナー担当委員会が、送られた論文草稿の査読等をもとに行います。

  2. 発表者には、発表時のコメントや議論を踏まえて修正した論文草稿を、学会機関誌『文化人類学』またはJapanese Review of Cultural Anthropologyに投稿することを強く期待します。

<共催>

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 基幹研究「アジア・アフリカにおけるハザードに対処する『在来知』の可能性の探求-人類学におけるミクロ-マクロ系の連関2」 文化/社会人類学研究セミナー

<オンライン開催にあたっての技術面やネット環境以外の問合せ先>

【日本文化人類学会事務局】(上に同じ)