2012年度「課題研究懇談会」審査結果

2012年02月13日

会長 渡邊欣雄
第24期理事会

 課題研究懇談会の公募は、2011年9月1日から10月31日までの2か月にわたって実施された。全部で5件の申請があった。審査の任にあたったのは、「設置規則」第5条に基づき、理事会から選出された3名が構成する「課題研究懇談会担当委員会」である。同委員会は審議の結果、5件全部を採択すべきことを理事会に提案した。12月17日に開催された理事会において、同委員会提案が承認され、以下の5件の採択が決定した。

申請者(所属・職) 申請課題名 メンバー数(非会員)
岡田浩樹(神戸大学国際文化学研究科・教授) 宇宙人類学研究会 30(6)
亀井伸孝(愛知県立大学外国部学部・准教授) 応答の人類学 24(6)
河合洋尚(国立民族学博物館・機関研究員) 東アジア公共人類学懇談会 32(7)
佐々木重洋(名古屋大学大学院文学研究科・准教授) 危機の克服と地域コミュニティ 21(5)
林勲男(国立民族学博物館民族社会研究部・准教授) 災害の人類学:東日本大震災への対応を中心に 26(5)

 以上5件の課題研究懇談会は、2012年度から4年間にわたって活動することになる。なお、学会による予算措置は、1件/1年度あたり10万円である。活動の詳細と成果は、学会HP、学会誌、研究大会などで会員に周知・還元される予定である。理事会として、活発な活動を期待している。