課題研究懇談会アーカイブ一覧に戻る

• 本課題研究懇談会は、2015年度末をもって終了しました。

• 第10回（2015年度第1回）研究会
  日時：　2015年10月31日（土）14:00〜18:00
  会場：　名古屋大学文学研究科・文学部110大会議室
  テーマ「災害復興の地域性：タイ南部におけるインド洋津波後の10年を振り返る」
  
  • 市野澤潤平（宮城学院女子大学）「趣旨説明および2004年インド洋津波災害の概要」
  • 小河久志（常葉大学）「宗教領域にみるインド洋津波災害:ムスリム漁村の10年」
  • 鈴木佑記（東洋大学）「非高台に移転した人びと：漁民モーケンの10年を振り返る」
  • 市野澤潤平（宮城学院女子大学）「災害を忘却した楽園観光地：プーケットにおける『原形復旧』の10年」
  全体進行　東賢太朗（名古屋大学）
  

• 第9回（2014年度第3回）研究会「霊長類学からみる危機と地域コミュニティ」
  日時：　2015年2月11日（水・祝）13:30〜18:00
  会場：　名古屋大学文学研究科・文学部130会議室
  
  趣旨説明：五百部　裕（椙山女学園大学）
  話題提供者による話題提供
  • 五百部　裕（椙山女学園大学）「殺されることは『危機』なのか？－アカコロブスの対チンパンジー戦略－」
  • 山越　言（京都大学）「ギニア・ボッソウのチンパンジー40年史： 精霊の森の聖獣の変貌と個体群消滅の危機」
  総合討論（参加者全員）
  • コメント　竹ノ下祐二（中部学院大学）
  • 全体進行　佐々木重洋（名古屋大学）

• 第8回（2014年度第2回）研究会
  日時：　2015年1月24日（土）13:30〜18:00
  会場：　名古屋大学文学研究科110大会議室
  「人類学におけるリスク研究の可能性－『リスクの人類学：不確実な世界を生きる』合評会から－」
  主旨説明
  • 市野澤潤平（宮城学院大学）／東賢太朗（名古屋大学）
  話題提供者による話題提供
  • 市野澤潤平（宮城学院大学）「リスクの相貌を描く：人類学者による『リスク社会』再考」
  • 新ヶ江章友（名古屋市立大学）「HIV感染リスク認知の『ずれ』：日本の研究者とゲイ男性のあいだの事例から」
  • 東賢太朗（名古屋大学）「『待ち』と『賭け』の可能性：フィリピン地方都市の無職と出稼ぎ」
  • 日下渉（名古屋大学）「マニラのスラムにみる生きのび方：相互依存と非公式な制度」
  コメントと総合討論
  • 松田素二（京都大学） 「コメント」
  • 全体進行：佐々木重洋（名古屋大学）

• 研究会
  共催：　南山大学人類学研究所共同研究「危機と再生の人類学：記憶、土地、コミュニティ」
  日時：　2014年6月25日（水）15:00〜
  会場：　南山大学人類学研究所 1階会議室
  
  • 渡部森哉「崩壊と再生：古代アンデス諸社会の事例」
  • 後藤明「人は廃墟がお好き？：ラパヌイにおける危機社会語りの系譜とジャレド・ダイアモンドの嘘」

• 第6回研究会
  日時：　2014年1月17日（金）13:30～18:00
  会場：　名古屋大学文学研究科・文学部1階、大会議室（110教室）
  プログラム：　
  研究会テーマ「無事を求めつつ、危機と向き合う人びと－枝下用水史130年史からみる－」
  • 川田牧人（中京大学）　趣旨説明
  • 話題提供者による話題提供
    ・熊澤美弓（豊橋創造大学）「用水開削期における人物交流誌と開削者顕彰」
    ・逵志保（愛知県立大学）「高度経済成長期における農家長男の〈危機〉と葛藤」
    ・川田牧人（中京大学）　全体概要とコメント
  • 総合討論（参加者全員）
  • 終了後、懇親会

• 南山大学人類学研究所＋課題研究懇談会「危機の克服と地域コミュニティ」「北朝鮮社会の人類学的考察」
  主催：　南山大学人類学研究所
  共催：　日本文化人類学会課題研究懇談会「危機の克服と地域コミュニティ」
  日時：　2013年11月16日（土）14:00～17:30
  会場：　南山大学名古屋キャンパス R32教室
  プログラム：　
  • 伊藤亜人（東京大学名誉教授）「北朝鮮社会の人類学的考察」

• 第5回研究会「コミュニティの人類学再考」
  日時：　2013年9月26日（木）14:00-18:30
  会場：　名古屋大学文学研究科・文学部110会議室
  I部　話題提供者による話題提供
  • 鳥越晧之「日本の村落研究史―社会学-民俗学-文化人類学の視点から」
  • 渡邊欣雄「コミュニティの人類学―わが研究の回顧と展望―」
  II部　総合討論（参加者全員）
  • 「コミュニティの人類学を再考する」

• 講演会「古代アンデス社会の危機」
  日時：　2013年6月22日（土）14：00～17：30
  会場：　南山大学名古屋キャンパスR31教室
  共催：　南山大学人類学研究所
  プログラム：　
  
  • 鶴見英成（東京大学総合研究博物館助教）
    「アンデス文明形成期社会の水害へのレスポンス」
  • 大平秀一（東海大学文学部教授）
    「16世紀・アンデス先住民の「危機」：「征服」・植民地化・先住民間抗争」

• 第4回　2013年2月18日（月）
  会場：　名古屋大学文学研究科130会議室／127講義室
  
  • 杉藤重信（椙山女学園大学）「危機に立つフィールド：オーストラリア・アボリジニの場合」
  • 鈴木佑記（日本学術振興会PD）「『日和見主義的』危機の克服：アンダマン海の漁撈民モーケンの生業空間をめぐる戦術」
  • 中原聖乃（中部大学）「放射能リスクを生き抜く—リスクマネージメントとリスクコミュニケーション」
  • 総合討論「危機とは何か」

• 第3回　「なぜそこに人類学者はいたのか：危機社会とフィールドワーク」　2012年12月15日（土）
  会場：　南山大学人類学研究所
  共催：　南山大学人類学研究所
  
  • 中生勝美（桜美林大学・教授）「台湾蘭嶼島の放射線量測定調査と政治バランス」
  • 角南聡一郎（元興寺文化財研究所・主任研究員）「奈良県吉野郡におけるダム設置と地域社会—S地区の移転に伴う民俗調査を通じて—」

• 第2回　「花祭の保存・伝承と地域連携II—21世紀の花祭のゆくえ」　2012年10月14日（日）
  会場：　名古屋大学野依記念学術交流館
  共催：　花祭の未来を考える実行委員会（愛知県地域振興部地域政策課山村振興室、設楽町教育委員会、東栄町教育委員会、豊根村教育委員会、北設楽花祭保存会、名古屋大学）、名古屋大学文学研究科
  

• 第1回　2012年9月27日（木）
  会場：　名古屋大学
  
  • 佐々木重洋（名古屋大学）：「危機」とは何か—定義をめぐる覚書—
  • 東賢太朗（名古屋大学）：人類学的リスク研究の試み
  • 総合討論： 「危機」、「地域」、「コミュニティ」をめぐって